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『なつにふるゆき』の企画に関して

  • 鷹山孝洋
  • 2017年6月22日
  • 読了時間: 3分

うちのボスは、いつだって唐突だ。 気が付いたらメッセージが送られてきている、場所は問わない。 気が付いたらヤツは、それを投函してくる。 だから私は、それを合図にボスの元へと向かうのだ。 例えば、今回の『なつにふるゆき』の企画に関しては、こんな事があった。

ボス「鷹山くん、キミは幼馴染が好きだそうだね」

私「は? い、いえ、私は幼馴染よりも妹とかが」

ボス「そうかそうか。ではキミに、幼馴染のルート執筆を任せる」

私「そっ、そんな!? あの幼馴染シナリオの純粋さは私には眩しすぎます!」

ボス「構わぬ、やれ」

ザザッ(他のスタッフに両腕を掴まれて引きずられる鷹山孝洋)

そして、監禁執筆の日々が始まった、一日だけだったけどね。

それから、こんな事もあった。

ボス「鷹山くん、キミはメイドが好きだそうだね」

私「はい(一秒)」

ボス「実は、キミにどうしてもやってほしい依頼がある」

私「メイドとの同棲うっはうは生活体験レポートですか?」

ボス「メイドルートの執筆を頼む。拒否権は無い。以上だ」

私「ま、待て! 話が違う! 放送コードギリギリのメイドさんご奉仕が契約のはずだ!」

ボス「連れていけ」

ザザッ(略)

そして、監禁執筆の日々がまた始まる、でも一日だけだったけどね。

それから、こんな事もあった。

ボス「鷹山くん、キミはお嬢様に振り回される執事をどう思う?」

私「正直、ご褒美だと思っています」

ボス「では、キミもお嬢様に振り回されてみないかね?」

私「おぉっ!? ついにボスが私にご褒美を!?」

ボス「お嬢様ルートの執筆を頼む。拒否すればご褒美は無しだ」

私「くっ、そうきたか……い、いいでしょう、やってやりますよ」

ボス「では、この書類にサインを」

私「(サラサラサラ)念の入った約束ですね……ってこれ!?」

ボス「では頼む」

私「待て! 話が違う! この契約書には『本日中にお嬢様ルートを書きます』の一文しかないぞ!」

ザザッ(やっぱり略)

そして、また私は監禁執筆の日々に逆戻りだった、契約通り、一日だけだったけどね。

とまあこのように、うちのボスのやる事はいつだって凄い。 気が付いたら、どんな仕事が舞い降りているか、見当がつかないのだ。 もしかしたら明日、違う話がもちあがっているかもしれない。 否、今こうして私がブログを書いている間にも、画策されている可能性もある。 だから、私は戦わねばならない。 この過酷な現実に、執筆という名の武器をとって、今日も私はキーボードを叩くのだ!

……みたいな、カッコイイ表現さんを、一度やってみたかったんですよ~♪ 改めまして、こちらのサークルさんでシナリオを担当しています、鷹山孝洋ですっ。 実際にはうちの偉い人はこんな無茶ぶりをする人ではなく、 とっても精力的に活動をしている、行動派なお方です。 特に私なんか、宣伝関係は恥ずかしいとかの理由でサッパリやらないしわからないので、 毎回頼りにさせてもらっています。 さて、真面目なお話さんをしますと、シナリオそのものの進み具合は とてつもなく順調さんです。 一応スタッフ内でシナリオの納期みたいなものがあったんですけど、 前倒しで終わる勢いです、凄いぞ皆! なので、他のスタッフさんの作業を圧迫さんしないよう、 少しでも余裕をもって仕上げられるよう、現在スパート中でございます。 まだまだお知らせできない情報や、できていないPRさんなんかが 色々ある『なつにふるゆき』ですが、皆さん良い子ばかりの物語さんなので、 興味を持ったら、暖かく見守り、そして完成した時には是非プレイしてみてくださいです。 以上、シナリオライター、鷹山孝洋でした~っ。


 
 
 

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